大石

新入社員に思いを寄せてわが身を振り返る

みなさん、こんにちは。

 

おおいし おわり です。

 

4回目は総務部の仕事をご紹介する予定でしたが今回は

急遽番外編の季節ネタとして「新入社員」を取り上げてみました。

 

桜の季節もあっという間に終わり、いよいよ若葉の燃え立つ季節になって来ましたが

わが社もひと月遅れの新入社員が3人やって来ました。

女子1名、男子2名です。

 

みんな緊張しているのか、真面目な顔でこちらに顔を向けて来ます。

 

ふと自分の過去を思い起こすと、やっぱりそんな感じだったんだろうなと思い出します。

慣れないスーツを着込んで、おじさん達(30歳位の人もそう見えたと思う)の仲間入りをしました。

 

営業職だった事もあり

一日も早く仕事を覚え、稼いで一人前のカッコイイ大人になろうと絶対に思っていた筈でした。

実はあまりに昔過ぎて良く覚えていないのですが(^^ゞ

 

でも、これがよくないのでしょうね。

私の仕事の原点の筈ですから。

 

当時就職した会社は、貿易会社だったので中国や韓国の人が居て、仕事はこの人たちに教わりました。

 

そんな中で、社会人としての教育係みたいな感じで日本人の総務課長がいました。

ちょっとくまのプーさんに似ていて、地味で堅実な方でした。(失礼ですが(^^ゞ)

 

この人がいちいちうるさい人で

無理やり財形貯蓄を契約させられたり、半分プライベートな事にまで口を突っ込んで来る。

 

週末には重い機械式のタイプライターを電車で持ち返されて

自宅でパシッパシッとタイピング練習をした記憶があります。

 

しかし、今になってみるとそれがずいぶんと身に付いている事に気づきます。

 

やっぱり「鉄は熱いうちに打て」だったんですね。

 

若いうちにいろんな辛い経験をする事が、本人の将来の力になると信じて新入社員には厳しくあたろう!

 

ではなく、どうすればその人がこれからの人生を幸せに生きる事が出来るかを考え

遠慮をする事なくその人の将来の力になるのであればたとえ煙たく思われようとも

しっかりと伝えると言う事が大事だと、僕の経験を通じて確信しています。

 

もっとも、その伝え方が難しく課題なのですが。

 

少し、話がずれてしまいましたがタマパークを作った時の事は良く覚えています。

 

社長と二人で会社をはじめ、経営が軌道に乗るまで苦労をした事が記憶にあります。

私にとってこの事業は、はじめての経験でもある事もあり多くの人に助けて頂いた思い出がたくさんあります。

 

この時の苦労や助けて頂いた方への恩を忘れることなく

この先も真摯に仕事と向き合っていかなければならないなと、毎年この季節になると思います

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