鈴木

桃の節句

皆さん、こんにちは。鈴木です。

暦の上ではもう春ですが、まだまだ寒い日が続いています。
お元気でお過ごしでしょうか?
今年は、インフルエンザが猛威を振るい、我が家も流行に乗り
インフルエンザに悩まされました。

さて、もうすぐ3月!桃の節句ですね。
我が家も、お雛様を飾りました。
1鈴木
豪華な5段飾りなどは実家に眠っていますが、
これは心のこもった母の手作り雛です。
そして、今は亡き祖母が作ってくれた手作り雛はこれです。
2鈴木
良く見ると、祖母からの雛人形の台座は、貝で作られています。
手のひらサイズの大きな蛤です。
雛祭り行事の お食事で欠かせない「蛤の潮汁」
その蛤の貝殻を捨てずに、きれいに洗い再利用!
物を大切に、無駄なく生活に活かす「おばあちゃんの智恵」ですね。
鈴木3
蛤が美味しい時期として、旬のものであるため雛祭りの行事にも欠かせませんが、
二枚貝は、対の貝殻しか絶対に合わないことから、よい結婚相手と結ばれて 仲良く
幸せに過ごせる事を願っているそうです。

「雛人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる」
という言い伝えがあります。
その由来には諸説あるそうです・・・

1つ目は、雛人形には「子供の災いを引き受ける」という役目があるため、
長く飾っておかず、早く片付けて災いを遠ざけた方がよいとの事。

2つ目は、「行事が終わったらきちんと片付ける」という躾の意味。
「片付けができないような子はお嫁にいけない」という話が変化して、
「雛人形を早く片付けないと、お嫁に行き遅れる」といわれるようになったようです。

「そんなの古い! 今は時代が違うから!」などど 言われそうですが
いずれにしても、娘の幸せを願う親心から生まれたものですね。

私も、いつの日か 孫娘のために「手作りの雛人形」を作る日を
夢見ながら、桃の節句を お祝いしたいものです。

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