大石

金のなる木を知っていますか?

こんにちは。

おおいし おわり です。

「金のなる木」というものを知っていますか?

観葉植物の「金のなる木」ではありません。
(最初、僕もそう思いましたが)

これは徳川家康の教えとして有名なエピソードの一つだそうです。

あるとき徳川家康が近臣に向かってこう言ったそうです。
「金のなる木と言うのを知っているか?」
とたずねたが、近臣から返答はなかったそうです。
そこで家康は「知らぬなら余がこれをしめさん」と言って絵を描いたそうです。

木の幹の部分に「よろづほどよ木(よろづ程良き)」、
「慈悲ふか木(慈悲深き)」、
「しやうち木(正直)」という3つの言葉を書いた。

すると、側近である細川幽斎が左右の枝に
「あさお木(朝起き)」、「いさきよ木(潔き)」、
「しんはうつよ木(辛抱強き)」、「ゆたんな木(油断なき)」、
「かせ木(稼ぎ)」、「ついえのな木(費えのなき)」、
「やうしやうよ木(養生良き)」、
「かないむつまし木(家内睦まじき)」
と書き加えたそうです。

誰もが心がけるべき11の「気」を「木」になぞって表現したものだそうです。

これを常に心がけ実行をしていればお金持ちになれそうですね。
いや、お金がけでなく本当の幸せな人生が送れるんでしょうね。

しかし言われれば「なるほど」と納得出来ますが、これをすべて行うのは常人にはなかなか難しいものです。
それでもこれらを「知っているか知らないか」、「心がけているかいないか」で何十年も生きている間には大きな差が出来て来てしまうんでしょうね。

もっと言えば子子孫孫、または会社で言えば何十年もの時間の経過の中でそれぞれ大きな違いになって行くんじゃないかと思います。

家康にはその他にも多くの家訓めいたものがあります。
きっと子子孫孫を、そして徳川幕府(会社)の行く末を思いやっての事なのでしょう。

私も年齢的にも会社での立場や人の親としても、家康のように後に続く人達を想う気持ちをまず見習わないといけないなと思いました。

会社を始めて以来、読む本の多くはビジネス書でしたが、今年は少し歴史物語を読んでみようと思います。
織田信長、豊臣秀吉は若い頃に読破したのですが、徳川家康はまで読んでいないのでなんとか今年中に読破したいと思います。

しかし、山岡荘八著 徳川家康 全26巻読破のハードルは高いわ(^^ゞ)

いざ、挑戦!

では、また
金のなる木

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